外壁塗装工事をするときは・・・
外壁塗装を行う時は基本的に屋根と外壁を一緒に塗装することが一般的です。
なぜなら足場代が一度で済むので結果として安くできます。
逆に外壁のみ、屋根塗装のみ、コーキングの工事だけをすればその都度
足場代が発生し、まとめてすれば一度の足場代で済むのが何度も足場代を
支払うようになってしまいます。
築年数10年位経っていてコーキングのみの工事を依頼される場合もありますが
予算的に可能であれば塗装も一緒にすることをおすすめします。
まだ数年、塗装は大丈夫そうでも数年後に
「塗装するかも?」
なら足場代が一度で済む分お得です。
そして新築時、窯業系のサイディングの場合コーキングはむきだしの状態が大半ですが
塗装をすることによってコーキングの上に塗料ものるので長持ちしますし、何より足場代が一度で済むのでお得です。
手抜き工事を防ぐには?
色々な種類のある建築工事の中で、手抜きをしようとすればいくらでも出来ます。
1.適切な下地処理をしない
2.「3回塗ります!」って言ってたのを2回で終わらす
3.塗料を規定よりも薄くする
4.塗料自体を聞いていた説明より下のグレードでの施工をする
など上記以外にもいくらでも手を抜けることがあります。
これらのことは工事が完了した時、仕上がりを見ても分からないと思います。
数か月・数年経ってから塗装が剥がれてきたりなどの手抜きの結果が出てきます。
当然、外壁塗装本来の目的である建物の保護という役割も期待出来ないでしょう。
1年後に塗装が剥がれてきたとか、色のムラが出たとか論外です。
塗装してすぐのときは、適正な施工でも手抜きの施工でも分からないのが
厄介なところです。
しかし複数の見積もりをとっておけば、ある程度の相場は分かると思います。
相場よりも極端に安い場合、充分に注意して検討した方がいいでしょう。